ココナッツから、
はじまりました。
一本の木に、実がなります。かたい殻を割ると、白い果肉があらわれます。しぼって、澄ませて、時間をかけて。そうしてようやく、透明な一滴になります。
SKKがずっと向き合ってきたのは、この一本の木でした。ココナッツオイルも、ココナッツミルクも、そしてカプレオも、すべてはこの実から生まれています。
南の島では、ココナッツは「命の木」と呼ばれてきました。実は食べものになり、油になり、殻は器になり、葉は屋根になる。ひとつも無駄にせず、暮らしのすみずみまで使われてきた木です。
その土地の人たちが、長いあいだあたりまえに続けてきたこと。私たちがしているのは、それをできるだけそのままの形で、日本の食卓へ運ぶことなのだと思っています。